フィナステリドが抜け毛を抑える

AGA治療薬フィナステリド

AGA(男性型脱毛症)の治療薬として代表的な成分が『フィナステリド』です。

フィナステリドは抗アンドロゲン薬の一種であり、もとは前立腺肥大薬として1991年に研究を開始。その翌年、『プロスカー』という名で医薬品として認可されました。

しかし、その後の研究により、フィナステリドを1mg用量で服用するとAGAに対する治療効果が見られたことから、1997年、あらためてAGA治療薬『プロペシア』として販売されるようになりました。

日本でも2005年に厚生労働省に認可され、医療機関向けに販売。2006年時点では、世界60ヶ国以上で承認されている最もポピュラーなAGA治療薬となっています。

フィナステリドが抜け毛を抑える

フィナステリドの直接的な効果は、AGAの最大リスクと言われる男性ホルモン『DHT』の生成を抑えることです。

DHTとはジヒドロテストステロンの略で、還元酵素『5α-リダクターゼ』 によって男性ホルモン『テストステロン』が変化したものです。

DHTが増えると、それに比例してAGAの薄毛症状も進行していきます。

フィナステリドには、DHTを生み出す5α-リダクターゼの働きを抑性するはたらきがあり、DHTによる抜け毛・薄毛を抑えることができるのです。

フィナステリドの臨床結果

フィナステリドは海外・国内ともに臨床試験が行われています。

臨床試験では、フィナステリドをAGA患者に投与したところ、98%の被験者に3年間の抜け毛予防効果が確認されたと発表されています。

また、増毛効果が見られたケースも多く、国内の臨床試験では、半年の投与で48%、1年で58%、2年で68%、3年で78%と、投与年数に比例して増毛が確認されました。

抜け毛予防や増毛の他にも、髪の長さや太さなど、髪質が改善されることも判明しています。